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The New York Connection vol.1 Junko Mizuno

Lady Aiko の NY Connection 連載第1回目は、サンフランシスコ在住の漫画家兼、アーティストのJunko Mizunoさんと、サンフランシスコの新しいカルチャー・スポットやパーティーを紹介します。NYコネクションだというのに、さっそくNYではなくSFか?と指摘されそうですが、ルールを自ら作り自ら破るのはとても私(Lady Aiko)らしいので、楽しんで書かせてもらうことにします。


The New York Connection Bunny

The New York Connection vol.1 Junko Mizuno

  • PART 1
  • PART 2
  • PART 3
  • PART 4

ジュンコ・ミズノとの出会いから現在まで

  はじめてJunkoさんに会ったのは2005年のNY。玩具メーカーHasbro社の商品My Little Ponyのアートショー、「The Pony Project」というグループ展で一緒になったのがきっかけでした。(このPonyはアメリカの小さい女の子に昔から愛されてるオモチャで、カラフルなボディにファンキーなたてがみをブラシでといたり、三つ編みにしたりして遊ぶもので)。
  グループ展の会場は、マンハッタンのミートパッキングディストリクトにあるMILK Galleryで、世界の女流作家約50名がカスタマイズした18インチの大型ポニーのオークションが行われました。ファッション・デザイナーのBetty Jonsonやグラフィティ・シーンからはCraw MoneyやFafiが参加していて、私もドレッド・ヘアにカスタマイズしたポニーちゃんを出展。その会場で、展示の企画者であるTristan Eatonから紹介を受けたのが、はるばる東京から来たJunko Mizunoさんでした。この夜、『そのうちアメリカに引っ越すかも知れない、、』と、何となくではあるけれど、日本から世界のアート界へと、次のステージに向かいはじめているJunkoさんと早速夕食をともにしました。(ちなみにMy Little PonyのJunkoMizunoバージョン、Hasbro社より発売中)
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Image: My Little Pony by Junko Mizuno
  そんなJunkoさんとの出会いからたったの2ヶ月後、2006年1月のアート・イベントで訪れた街、スペインのバルセロナにスタジオを持つ友達アーティストのMiss Vanとお茶をした時のこと。『春にLAで個展をやるつもりだけど、NYのAikoと東京のJunko Mizunoと3人のショーにしたい、でもJunkoのことは良く知らないし、どうやったら連絡がとれるのだろうか』と相談を受けて……もちろんJunkoさんとついこの間知り合いになったなんて彼女に言う前だったので、とても不思議な運命を感じたのでした。
  派閥や群れに属さず、一人で活躍する女性は、どこの世界でも大変苦労をする、でもだからこそ更に自身の実力を積み上げ、その繰り返しでとても魅力的に輝く存在になれる。自分でいうのもなんですが、2006年3月、LAのMerry Karnowsky Galleryで行われた3人展, HEART THROB (憧れの的)は、まさにそんな言葉がふさわしい女性アーティスト3人の展覧会でした。マイペースで着々とアーバンアート界のカリスマに成長しているMISS VANがメインルーム、ファインアーティストとしてギャラリーのデビュー展となったJunkoさん、そしてボーイズゲームの紅一点からレディとしてのソロ活動に移って、こんなにタイミング良くMerryのギャラリーで、2人のレディーアーティストとショーができるだなんて、と幸せを感じて高揚する私がフロントとサブルームに展示をしました。3人3様のロマンチックかつ、パワフルな世界を表現した女だらけのアートの祭典は、地元LAロウブロウ・アートファンの皆様のお陰で、レセプションは満員御礼(Junkoさんの作品はオープニング前にsold out)、1ヶ月間の展示は大好評で幕を閉じたのでした。
  それ以来3人はパーソナルからビジネスのレベルでもオシャベリできる仲良しに。HEART THROBから1年後の、2007年7月にはバルセロナのIguapop GalleryでMiss Vanがキュレーションをしたグループ展、Bestialに私とJunkoさんも招待されて、3人揃ってバルセロナで嬉しい再会を果たしました。Junkoさんは今年1月に念願のアメリカ、サンフランシスコに拠点を移し今は漫画家としてだけでなくアーティストとしてのインターナショナルな活動に更に力を注いでいます。
  Part 2 「やりにくいなら、やりやすい場所へ動く。」に続く

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<プロフィール>
Junko Mizuno (水野純子・みずのじゅんこ) 
1973年5月27日、東京都板橋区生まれ。 
1996年、自主製作したコピー本「MINA animalDX」をきっかけにデビュー。 
漫画・イラスト・おもちゃやグッズのデザインなど、国内外で活動。画家としても活動し、海外を中心に展覧会などに頻繁に参加している。 
 
http://www.mizuno-junko.com/

LADY AIKO -DIG TOKYO EXCLUSIVE-

LADY AIKO
東京都生まれ。90年代後半、ニューヨークに拠点を移す。アンダーグラウンドクラブシーンでVJをしながらローカルアートコミュニティーでもアート活動を始める。大学院では Media Studiesの修士を取得。同じ頃、2人のグラフィックアーチストと出会いFAILEを結成、ストリート/アーバン/グラフィティアートシーンの先駆者として国際的に活動し、数多くの作品をストリートだけでなく、主にヨーロッパ、アメリカのギャラリーや美術館で発表。2007年FAILEを脱退。08年にはグラフィティの大御所LADY PINKと二人展、更には初の個展”Shut Up And Look”でソロとして世界的にデビュー、09年4月チェルシーのJoshua Liner Galleryで個展”LOVE MONSTER”を大成功させ、ジャパニーズキュート+アメリカンポップなコンテンポラリーアーチストとして脚光を浴びる。6月には東京でグループ展”The New York Connection”をキュレーション。秋にはイタリア、ローマの現代美術館MACROでの国際アーバンアート展に招待されており、来年夏には上海で大規模な個展が決まっている。

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